今回はアイスランドのワーホリに必要な書類、申請方法について紹介していきたいと思います。実際に自分が申請に提出した内容などももとに書いていこうと思います。
ちなみに移民局が出しているワーホリのサイトがあるのでので最新の情報はそちらから確認してください。
申請書類一覧
以下が申請に必要な書類一覧になります。書類集めから提出、承認まで時間がかかるため出発予定日の半年前ぐらいから集め始めました。
居住許可申請書
こちらからダウンロードできます。
必要事項を全て記入し直筆のサインが必要になります。申請書の書き方については次のブログで詳しく載せようと思います。
パスポート写真
パスポートサイズ(35mm×45mm)の写真が一枚。
パスポートのコピー
パスポートの顔写真があるページをコピーして下さい。
犯罪経歴証明書の原本
過去5年間に住んだことのある全ての国の犯罪証明書が必要となります。また証明書は6ヶ月以内のものでなければいけません。
海外に居住歴がある方は各国の大使館まで問い合わせてみて下さい。日本に住んでる場合は各都道府県警察にて発行してもらえるのでお住まいの地域にてそれぞれ手続きして下さい。
ちなみに自分は警視庁に行って発行して貰いました。その際に証明書発給の必要性が確認できる書類が必要とのことですが自分は居住許可申請書を記入したものを印刷し持っていきました。
警視庁は受け取りまで約2週間かかります。これも県によって異なるみたいなので確認して下さい。
犯罪経歴証明書のアポスティーユ
上記で受け取った犯罪経歴証明書にアポスティーユというものが必要になります。申請は外務省からできます。
アポスティーユとは何ぞやという人も多いと思いますが、ざっくりとした説明をすると「この書類は正式なものですよ。」と証明する大切な印みたいなものです。
とにかくこれがないと申請は無効になってしまいますので、犯罪経歴証明書受け取ったらすぐに外務省に申請をしましょう。
郵送で手続きしましたが1週間ぐらいかかった気がします。犯罪経歴証明書の申請からアポスティーユの受け取りまで3週間ほど時間がかかります。この2つが一番手間と時間がかかるので気をつけてください。
健康保険加入の証明書
アイスランドの保険会社またはアイスランドで営業を許可された外国保険会社の保険証書の提出が必要です。保障額は最低ISK200万(約180万円)、6ヶ月の保険に入る必要があります。
上記それぞれのリンクから保険会社を探すことができます。別の国のワーホリで使われている保険会社も載っていたりして、そちらはレビューなども探せばあるので調べて活用してみてください。
ちなみに自分はアイスランドのSjóváという保険会社を利用しました。価格は1万円ほどです。不明な点があってもチャットが利用できるので使ってみて下さい。
購入後すぐにメールでPDFを送ってくれるのでそれをコピーして送りました。
(Sjóváに加入しましたが、現地に来て街中でちらほら見かけるような会社でした)
滞在資金証明書
向こうに住むのに十分なお金があることを証明する必要があります。詳しくはこちらに載ってます。
証明には銀行の英文残高証明書を用意しました。いつも自分が使ってる銀行に確認してみて下さい。銀行によって手数料や発行までの時間も異なります。
復路航空券または購入資金証明書
ワーホリ後すぐに帰ることを証明するために復路航空券のコピーまたは残高証明書が必要になります。
自分は滞在資金証明書で用意した残高証明書で済ませました。しかし申請3ヶ月後、承認前に航空券か無ければ最新の残高証明書を出せと言われたので復路航空券のコピーがあると楽かもしれません。
委任状
弁護士2名による委任状。これは向こうが要求してきた場合に追加で必要になるので基本必要ないです。
以上が提出書類になります。意外と面倒くさいので計画的に集めて下さい。
提出書類で何かわからないことがあれば、移民局:utl@utl.isにメールして下さい。たまに返信が返ってこないので、その場合はもう一度送ってみて下さい。笑
申請方法
以上の書類を揃えてやっと郵送します。
自分が送ったものは①居住許可申請書②パスポート写真③パスポートのコピー④犯罪経歴証明書のアポスティーユ⑤保険証書⑥英文残高証明書をクリアファイルにまとめて封筒に入れました。
封筒には以下の住所と宛名、自分の住所を書いて送りました。
宛先:Dalvegur 18 ,201 Kópavogur,Iceland
宛名:The Directorate of Immigration
郵送方法ですが、EMS(国際スピード郵便)を利用しました。ただしコロナの影響もあって到着には1ヶ月かかりました。笑
追跡サービスでずっと見てましたが東京から発送後1ヶ月間何も進展がなかったのでかなり心配でした。到着通知後ちゃんと届いたか確認のメールも一応したりしました。
申請後
書類到着が12月の1週目でその後連絡あって承認されたのが3月末でした。年末年始などを跨ぐと時間がかかるみたいですが大体2、3ヶ月で承認されるみたいです。自分の場合コロナ禍の影響により4ヶ月かかると言われました。
そして承認は忘れた頃にいきなりメールがきます。承認されるとPDFで滞在許可書が送られてきます。その滞在許可書を持って90日以内にアイスランドに入国し、入国後1週間以内に移民局で写真を撮ってもらう必要があります。アイスランド入国後についてはまた別の記事にしたいと思います。
以上がアイスランドワーホリの申請方法でした。誰かの役に立てれば幸いです。
ちなみに申請した入国予定日前に承認されるとはいえ、いきなりメールがきて90日以内に入国しないといけないので自分は結構ばたばたしました。
また、出発時は観光客の入国も制限されてて、空港も異様な雰囲気で飛行機の乗客もほとんどいなかったり、入国後5日間ホテルに検疫で自主隔離したりPCR検査を受けたりとかなり貴重な経験をしました。その様子もまたブログにできたらなと思っています。
PCR検査の陰性証明書と滞在許可証の2つを見せて出国、乗り継ぎ、入国審査を何とかくぐり抜けたのがいい思い出です。多分パスポートよりも重要視されてた気がします。笑
そんなことがありましたが、この記事を書いている2021年7月4日現在アイスランドは全てのコロナ規制が解除(6月25日から)されました。何事もなかったかのように普通の日常を過ごしています。早く全世界がアイスランドのようになることを願ってます。
コメント
[…] ④ 自分自身の個人情報を記入します。保険会社は申請に必要なので加入した会社名を記入して下さい。以前の記事に保険については載せてあります。また、アイスランドの住所については申請時は書かなかったですが、入国後住所登録で必ず必要になります。 […]