こんにちは。
今回はアイスランドのワーキングホリデーについて実際に申請した経験をもとに書いていこうと思います。コロナ禍でマイナーな国へ渡航する人はほとんどいないと思いますが、アイスランドのワーホリについての情報がほとんどネットに載っていないので少しでも参考になればいいなと思っています。
ワーホリとは?
ワーキングホリデーとは、2国間の協定に基づいて青年が異なった文化の中で休暇を楽しみながら、その間の滞在資金を補うために一定の就労をすることを認める査証及び出入国管理場上の特別な制度である。原則として、各相手国ごとに一生に一度しか利用できない制度のことです。
アイスランドとのワーホリは2018年から始まりました。また、年間ビザ発給数がなんとたったの30人のみ。他の国は発給数に制限がない(オーストラリア、ドイツなど)あるいは、数千、数百人という場合がほとんどです。日本人がワーホリで行ける国の中で最も人数が少ないのがアイスランドです。
更に年齢制限に関しても一般的なワーホリは18歳〜30歳に対して18歳〜26歳と年齢制限も厳しいんです。しかもアイスランドにワーホリで行けるのは日本人のみ!!
ほんと限られた人しか行けないのがアイスランドのワーキングホリデーなんです。だからこそネットにほとんど情報が載ってないんですよね、、、
ワーホリの概要
そんな貴重なアイスランドのワーホリにどんな人が実際に申請できるのか見てみましょう。
ワーホリ申請の許可される条件
具体的に申請できる人は以下に書かれていることが全て当てはまる人です。
1.日本に住む日本国民であること。
2.アイスランドでの文化と一般的な生活様式の体験を目的としていること。
3.アイスランドに永住するつもりはないこと。
4.申請書を提出する年齢が18歳から26歳以下であること。
5.滞在資金を証明できること。
6.アイスランドの保険会社またはアイスランドで営業を許可された外国保険会社に保険加入していること。
7.過去5年間に犯罪歴がないこと。
8.有効期間が少なくとも90日以上有効なパスポートを持っていること。
以上の8つが条件になります。色々書かれていて面倒に思ってもぶっちゃけ日本人で普通に生活している人ならまず問題無いですw
詳しいことはワーホリ申請必要書類で紹介しますが、5、6、7については証明書が必要になります。
申請許可されない人
以下の場合、許可が降りない人になります。
1.アイスランドへのビザが必要であり、居住許可を申請後また申請期間中にアイスランドに滞在する人。
2.すでにアイスランドのワーキングホリデービザを使用している人
3.扶養家族と同伴する人。
4.国を離れることを除いて、他の理由で居留許可を申請している人。
5.居住許可期間である12ヶ月の間に3ヶ月以上別の国に滞在する人。
1についてですが、日本からは観光目的等でビザなし(あらゆる180日の期間内で最大90日間ビザ無しの滞在)でアイスランドに入国できるためビザ申請中に入国することも可能です。つまりワーホリと合わせると最大1年3ヶ月の滞在が可能になります。
※ただしビザ申請から承認までどれだけ時間がかかるか不透明なのでお勧めはしません。オーバーステイになると再入国禁止等の措置があるので気をつけて下さい。
また2022年からEU諸国に入国するにはETIAS(エティアス)と呼ばれる事前渡航認証システムへの登録が必要になります。詳しくはこちら。
ビザに付与される権利
1.居住許可は最大1年間。更新は不可。
2.滞在中の就労許可に制限無し。
3.在留許可に家族は含まれない。
4.居留許可は永住できる理由ではない。
どんな理由であっても滞在できるのは1年間ということです。一方就労許可の制限がないためどの仕事も好きな期間働けます。
まとめ
色々と書きましたが、ざっくり大事なところをまとめるとこんな感じです。年間30人なので行こうと決めた方は早めに行動することをお勧めします。
ビザ年間発給数 | 30人 |
年齢 | 18〜26歳(申請時) |
居住期間 | 1年間 |
就労制限 | なし |
次回はワーホリに行くと決めた人のために申請するのに必要な書類等について書いていこうと思います。